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Wednesday, October 26, 2022

NY円、続伸 1ドル=146円35~45銭 日米金利差の縮小で円買い - 日本経済新聞

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【NQNニューヨーク=古江敦子】26日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅に続伸し、前日比1円55銭の円高・ドル安となる1ドル=146円35~45銭で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が年内に金融引き締めを緩めるとの観測から米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を見込む円買い・ドル売りが優勢となった。

米長期金利が一時は前日終値比0.11%低い3.99%をつけ、円買いが強まった。26日はカナダ銀行(中央銀行)が0.5%の利上げを決め、利上げ幅が前回の0.75%から縮小した。同中銀は金融引き締めによる景気減速について言及した。FRBも景気に配慮し、年内に利上げ幅を縮小するとの観測が広がった。

26日発表の9月の米新築住宅販売件数は前月比10.9%減り、円の支えとなったとの声もあった。住宅ローン金利の上昇で住宅市況の悪化が長引く可能性があり、FRBが金融引き締め姿勢を緩めるとの見方につながった。

円の高値は146円23銭、安値は147円35銭だった。

円は対ユーロで3日続落し、前日比10銭円安・ユーロ高の1ユーロ=147円50~60銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで5日続伸し、前日比0.0110ドル高い1ユーロ=1.0075~85ドルで終えた。一時は1.0088ドルと9月中旬以来のユーロ高水準をつけた。米長期金利の低下で欧米金利差の縮小を見込むユーロ買いが優勢となった。ユーロの安値は0.9983ドルだった。

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