【欧州・海外サッカーニュース】ユヴェントス(セリエA)などが主導する欧州スーパーリーグを推進するA22スポーツマネージメントのCEOベルント・ライヒャルト氏が語った。
欧州スーパーリーグ(SL)の実現を目指すA22スポーツマネージメントの新CEOベルント・ライヒャルト氏が21日付のイタリア紙『トゥット・スポルト』のインタビューに応じ、欧州SLを2024-25シーズン以降に実現したい意向であることを明かした。
昨春、レアル・マドリーやバルセロナ、ユヴェントスが主導して実現を目指したヨーロッパのビッグクラブによる欧州SL。だが各方面から大きな批判を受け、当初、参加を検討していたチームが相次いで脱退するなどして構想は事実上、破たんに終わったかに見えた。
だがライヒャルトCEOは、サッカー界の改革の必要性を訴えつつ、欧州SLを2024-25シーズン以降の開催を検討していることを明かした。
「我々はヨーロッパサッカーをより良いものにしていきたい。それが我々の目標だ。クラブは財政面でのリスクを抱えている主役であり、自分たちの将来を描く権利を持っているはずだ。それに我々のエコシステムにおける財政面での持続性を考えると、問題はますます深刻になっている。サッカー界の問題は、パンデミックにより強調されたことで、多くの人々が気づき始めている」
「サッカー界には改革が必要だ。そこへ我々がアイディアを提案する。リーグは降格と昇格を伴う大会で、観客にはより魅力的に映るはずだ。ただ、我々は1つのフォーマットを押し付けるのではなく、さまざまなアイディアに耳を傾けて分析し、一緒に大会を作り上げていきたい。インクルーシブなモデルとして考えている」
「UEFAやFIFAなど、欧州サッカーの未来を気にかけているすべての人々と話し合いをしていくつもりだ。サッカーは世界において本当にグローバルな唯一のスポーツだ。欧州で生まれ、時とともに世界へと広がっていったが、現在は若い世代からの関心と言う点では危機に向き合っている。サッカーは若者の目にあまり魅力的でなくなりつつあるリスクがある」
「そんな若者たちはどんなサッカーを求めているのか? それはビデオゲームで疑似体験しているようなビッグクラブ同士の対決、トッププレーヤー同士の対決だ。伝統の名のもとに、こうした価値観に目を向けないこともできるが、それは観客に対して背を向けるリスクを負うことを意味する。サッカーは現代に適応するか、過去にしがみつき続けるかの選択を迫られることになる。私は、サッカーの利益と存続のために、欧州SLが実現可能であると確信している。時期に関して明確な予想はできないが、2024-25シーズンよりも前のスタートを想定することはできないだろう」
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