5月のニューヨーク連銀製造業景況指数は市場の予想外に活動縮小を示した。縮小は過去3カ月で2度目。受注と出荷の大幅な落ち込みを反映した。
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同指数はここ数カ月にわたって変動の大きい推移が続いており、前月は急上昇していた。
新規受注の指数は34ポイント近く低下してマイナス8.8。出荷は約50ポイント下げて、新型コロナウイルス禍初期以来の大幅なマイナスとなった。
仕入れ価格指数は統計開始後の最高水準だった前月からは低下したものの、なお高水準の73.7。販売価格指数も伸びは鈍化した。雇用者数の指数は上昇。
6カ月先の景況指数は前月から小幅改善したが、2021年末にかけて見られた水準を引き続き大きく下回っている。
ニューヨーク連銀の同指数は、他の幾つかの連銀が今後発表する製造業指数に先行するもので、それらの指数でも同様に失望を誘う数値が示された場合、経済活動減速への懸念が一段と強まる可能性がある。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:
New York Manufacturing Contracts for Second Time in Three Months(抜粋)
(統計の詳細を追加し、更新します)
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