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Wednesday, June 9, 2021

ビットコイン、弱気派は2万ドル視野に-エルサルバドルでは法定通貨 - ブルームバーグ

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ビットコインの今週の受難はさらなる痛みの前触れかもしれないと、暗号資産(仮想通貨)市場を分析するストラテジストらはみている。

   オアンダ エバコアISI、トールバッケン・キャピタル・アドバイザーズは、ビットコインがここからさらに値下がりすれば2万ドル付近が下値のめどとして視野に入るとみる。

  ただ、ロンドン時間9日は一時2.7%上昇し、午前10時16分時点で約3万4200ドル。6月に入り7%程度値下がりしている。

  オアンダのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は、米国での規制を巡る懸念が高まる中でビットコインは「危険なほど3万ドルの水準に近づいている」とし、「3万ドルを割り込めば大量のモメンタム売りに見舞われる可能性がある」と述べた。

  ビットコインは4月に過去最高値を付けたが、電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がエネルギー消費について指摘したことや中国当局の取り締まり強化で最高値から3万ドル程度下落。パイプライン会社に対するサイバー攻撃の身代金として支払われたビットコインを米当局が奪還したことで、仮想通貨には政府の力が及ばないという神話も揺らいだ。

The $20,000 level could loom large for Bitcoin, strategists say

  エバコアのテクニカルストラテジスト、リッチ・ロス氏とトールバッケンのマイケル・パーブス氏はいずれも、ビットコインがここから大幅に下落した場合の重要な節目として2万ドル近辺を挙げた。

  4月の最高値更新から約1週間で一段の上昇を疑問視していたパーブス氏は今月8日のリポートで、「どこまで下がるだろうか」と問い掛けてから、「2万ドルからの上昇分を完全に失う、つまり2万ドルに戻るということだ」との見方を示した。

ビットコイン「デッドクロス」形成間近か、チャート分析の節目に接近

  一方で、依然として長期的に強気の見方もある。マイケル・セイラー氏の マイクロストラテジーはビットコイン買い増しを目的とする担保付きジャンク債(投機的格付け債)の発行額を4億ドルから5億ドルに引き上げた。

マイクロストラテジー、ビットコイン関連のジャンク債5億ドルに増額

  また、エルサルバドルでは9日、ビットコインを法定通貨とする法が成立した。ブケレ大統領がツイッターで明らかにした。

原題:
Bitcoin Fall Has Strategists Seeing Possible Drop Toward $20,000(抜粋)

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