日本マイクロソフト株式会社は22日、同社ブランドのPC「Surface」シリーズの個人向けモデルのセルフサービス用交換部品(修理部品)を、同社直販サイトを介して販売開始した。
米Microsoftは2023年6月に、ユーザー自身がSurfaceの修理を可能にする交換用部品のい販売を開始すると発表したが、日本においては引き続きMicrosoftサポートを通じた修理サービスと、認定サービスプロバイダーネットワークによる修理を行なってきた。
今回はさらなる選択肢の拡大として、保証期間外の製品を自身で修理するための交換部品の一部を、日本のMicrosoft Storeにて販売開始する。なお、複雑な修理には知識と技術的スキルが必要であるため、技術的な経験および適切なツールが揃っているユーザー向けのものとなる。
トラブルシューティングと修復、デバイスごとに利用可能な交換部品についてはサポートサイトのページを参照されたいが、修理手順を記載したサービスガイドへのリンク、関連ツール、交換部品の入手方法について最新の情報を案内している。また、技術者による修理のデモ動画も用意している。交換に必要な工具は別売りで、iFixitから購入できる。
現時点で確認できている部品は、「Surface Pro 9」向けのもの、および「Surface Laptop」シリーズのもの。
なお、法人向けおよび教育機関向けの製品に関しては、法人向け認定Surfaceリセラーにて各種交換部品を取り扱いししている。
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