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Saturday, September 9, 2023

エアロエッジ(足利)製造多角化へ新工場 新航空機部品量産目指す 2024年稼働を予定|下野新聞 SOON - 下野新聞

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着工したエアロエッジ新工場のイメージ

着工したエアロエッジ新工場のイメージ

 航空機エンジン部品製造のAeroEdge(エアロエッジ、足利市寺岡町、森西淳(もりにしじゅん)社長)は8日までに、本社工場の敷地内に新設する工場の建設に着手した。現在の主力製品は、航空機エンジンの低圧タービンに使われるチタンアルミブレードだが、新工場では同ブレード以外の新たな航空機エンジン向け部品の量産を目指す。建設と設備に総額18億8300万円を投じ、2024年6月の完成を予定する。

 同社は、フランスの航空機エンジン製造サフラン社と契約し、チタンアルミブレードを製造している。チタンアルミ合金は加工が難しい上、製品化では高い精度が求められる。高い加工技術と量産体制を持つ競合他社が世界的にも限られる中、エアロエッジはサフラン社から材料を無償で提供されるなど高く評価され、安定した収益の確保を実現してきた。

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