吉野ヶ里町の陸上自衛隊目達原駐屯地に所属するヘリコプターから、尾翼の部品の一部がなくなっていることがわかり、自衛隊は9日の飛行訓練の際に落下した可能性があるとみています。
陸上自衛隊によりますと、9日昼ごろ、目達原駐屯地に所属するAH64戦闘ヘリコプターの部品の一部が、無くなっているのを隊員が見つけました。
無くなったのは尾翼のパネルのネジと、ネジを固定する部品で、ネジは2センチほどの大きさで重さは3グラム、ネジを固定する部品は直径1センチほどの大きさだということです。
ヘリコプターは、9日午前9時半ごろに訓練のため駐屯地を離陸したあと、吉野ヶ里町から上峰町、みやき町を経て福岡県の久留米市や八女市などを飛行し、神埼市を経由して午前11時半ごろに駐屯地に着陸したということです。
訓練の前の点検では部品はあったということで、陸上自衛隊は飛行訓練の際に部品が落下した可能性があるとして、見つけた人は連絡してほしいと呼びかけています。
自衛隊によりますとこの機種は平成30年2月5日に、回転翼を機体につなぎ止めるボルトが破断したことが原因で、神埼市の住宅に墜落したヘリコプターと同型だということです。
目達原駐屯地の第1戦闘ヘリコプター隊長、薄井一1等陸佐は「ご心配とご迷惑をおかけしたことを心よりおわび申し上げます。早急に原因を究明し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
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