サッカー日本代表キャプテンのDF吉田麻也(33=シャルケ)が、お笑いコンビ、ナインティナインの矢部浩之(50)に3度目のW杯への思い、日本代表としての苦悩や決意を明かした。

インターネットテレビ局「ABEMA」内で放送されている「サッカー日本代表独占インタビュー THE VOICE」で17日午後11時から2人の対談が放送された。「テレビ朝日・ABEMAテレビキャスター」に就任後の初仕事となった矢部が、吉田のさまざまな思いを聞き出した。

過去の吉田のインタビュー映像を振り返りながら、テレビでサッカーの放送が少なくなったことへの思いを吐露。「民放でサッカーを子どもたちが見る機会が少なくなった。もっと露出を増やしてテレビに出て、出方がすごく大事だと思いますが、サッカーをライト層にも見てもらうのもすごく大事」と熱く語った。

自身3度目となるワールドカップ(W杯)へは「グループリーグは本当に初戦が全て。初戦に勝てるかどうかで、大会の流れが大きく変わっちゃう」と初戦ドイツ戦の大切さにあらためて強調。矢部が「今回ですよね? 新しい景色見るのは、ベスト8!」と話すと、吉田は「僕の目標は、ずっとそこにありますから、それを超えたら誰にも何も言わせないです」と力を込めた。

ABEMAは、W杯カタール大会の全試合を無料生中継。そのうち日本と同じE組のスペイン-ドイツ戦など一部を独占放送する。