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Monday, June 6, 2022

王国ブラジルに善戦も、得点のにおい漂わず サッカー日本代表 - 産経ニュース

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【サッカー日本代表対ブラジル代表】後半、競り合う伊東純也とネイマール=国立競技場(村本聡撮影)

サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップは6日、東京・国立競技場で行われ、日本はブラジルに0―1で敗れた。

6万3638人の拍手に包まれながら、日本の選手は顔をしかめた。歴代の代表が力の差を見せつけられてきた王国ブラジルに健闘したが、これがW杯本番なら「勝ち点0」なのも事実。主将の吉田は「実力差は点差以上にあると正直思っている」と悔しがった。

高い位置からプレスをかけ、カウンターでゴールを目指そうにも、世界屈指のアタッカー陣の対応に追われた。開始直後にパケタのシュートが左ポストを叩き、その後もネイマールを中心に波状攻撃を展開。DFラインはじわじわと後ろに追いやられた。

右サイドで伊東と長友が連動し、左サイドは途中出場の三笘がドリブルで仕掛けた。ただ、フィニッシュに持ち込めない。シュート数はブラジルの18本に対し、日本は4本。得点のにおいは漂わず、森保監督は「奪ってから前に運ぶ。相手のプレッシャーを外すところをもっと上げないと」と課題を挙げた。

失点を終盤のPKによる1点に抑えた守備はある程度通用した。遠藤航ら中盤3人が豊富に動き回り、早めに体を入れてチャンスの芽をつぶした。直近10年の4戦はいずれも前半20分までに失点し、真剣勝負すらできなかった。うち3試合に出場した長友は「手応えを持てた」とうなずいた。

W杯本番はブラジルと並ぶ優勝候補ドイツ、スペインと1次リーグ突破を争う。吉田は「本番はこんなものではないだろう」と引き締める。勝ち点を奪うにはどうすればいいか。この敗戦を生かさない手はない。(川峯千尋)

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