日本サッカー協会(JFA)は1日、キリングループとの「日本サッカー協会オフィシャルパートナー」契約に基本合意したと発表した。この日、都内のJFAハウスで、記者会見が行われた。契約期間は23年1月1日~30年12月31日までの8年間。現在の「サッカー日本代表オフィシャルパートナー」契約から協賛範囲を拡張。

キリングループは、JFAの全ての事業(天皇杯など各種大会、技術関連事業、審判関連事業など)もサポートしていく。会見に出席したキリンホールディングス株式会社の磯崎功典代表取締役社長は「サッカーを通じて、日本全体が元気になってほしいということは、当初から考えている」と契約に込めた願いを口にした。

8年の大型契約。同社長は「毎年、キリンのブランドの価値がどの程度あるのか、お客様に調査をしている。キリンと言えば、何を思い出すか? 一番はサッカー。サッカーと言えば、キリン。キリンと言えばサッカー。そういうことは、極めて重要なものと思っている」とサポートする意義を語った。