東山(京都)が4度目の挑戦で選手権初勝利を飾った。市長野に2-0で完勝。福重良一監督(50)は「冬の全国大会は未勝利だったので、まず大会1勝(が目標)だと選手に伝え、達成できてほっとしている」と喜んだ。

予選の京都府大会5試合でわずか1失点だった守備力で完封。攻撃でも前半10分、MF阪田が先制点を挙げて「この舞台でゴールを目標にやってきたので、本当にうれしかった」。後半3分には主将マークを巻いたDF夘田(うだ)が、狙っていたセットプレーの流れから加点した。

過去は95、96、18年度大会に出場も、いずれも初戦敗退。日本代表MF鎌田大地(Eフランクフルト)が在籍した12~14年度は、京都橘に代表の座を譲った。苦しい時代を乗り越えた東山が、攻守とも全国レベルに仕上げ、3回戦は長崎総合科学大付と対戦する。

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