2年ぶり8度目出場の近大和歌山は堅守を見せるも、あと1歩及ばなかった。

個人技スタイルの静岡学園に対し、組織的な守備でゴールを守った。前半は0-0。カウンターからゴールに迫るなど、プラン通りのゲーム展開を見せた。

だが、後半に一瞬の隙を突かれた。同26分、自陣右サイドを崩されると、中央から失点。主将のDF荒木宏心(3年)は「失点の場面は選手それぞれがもう少しボールに寄せるべきだった」。1点を追う終盤はパワープレーで押し込むも、ゴールは奪えなかった。

1回戦では優勝候補の流通経大柏(千葉)をPK戦の末に撃破。2試合連続での番狂わせとはならなかった。

荒木は「試合に出ていた2年生はこの経験を生かして、もっと上を目指してほしい」と思いを託した。

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