【NQNニューヨーク=川上純平】13日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反落し、前週末比20銭円安・ドル高の1ドル=113円55~65銭で取引を終えた。14~15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング(量的緩和の縮小)の加速が決まるとの見方から、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。
ドルはユーロや英ポンドなど他の主要通貨に対しても強含んだ。FOMCで米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の正常化に前向きなタカ派の姿勢を示し、利上げ前倒し観測が強まるとの見方もドル買いを促した。
もっとも、円の対ドル相場は下値が堅かった。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大への警戒から13日の米株式相場が下落し、低リスク通貨の円には買いも入った。
円の安値は113円68銭、高値は113円37銭だった。
円は対ユーロで反発し、前週末比15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=128円15~25銭で取引を終えた。
ユーロは対ドルで反落し、前週末比0.0030ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1280~90ドルで取引を終えた。
ユーロの安値は1.1274ドル、高値は1.1307ドルだった。
からの記事と詳細 ( NY円、反落 1ドル=113円55~65銭 テーパリング加速を見込んだ売り - 日本経済新聞 )
https://ift.tt/31ZiMS2
ビジネス
No comments:
Post a Comment