新型コロナ感染拡大の影響による部品の調達難で、家庭用給湯器の納期が遅れている。安定供給に向け、国は部品メーカーの新規開拓といった抜本的な対策を業界団体に要請。一方で需要期である冬場の緊急対策も講じ、故障時の代替品として東京五輪の選手村で使われた約1400台を一時的に原則無償で貸し出す体制も整えた。
経済産業省によると、発端は新型コロナ流行を受けたベトナムの7月の都市封鎖だ。電子基板に接続する電線など同国で生産する部品の供給が滞った。解除後にいったん緩和したが、経済活動の再開で部品の需要が一気に高まった上、慢性的な半導体不足も拍車を掛け、需給は逼迫が続く。
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