【ロンドン時事】石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」は4日、テレビ会議で閣僚級会合を開き、従来計画を上回る大幅増産の見送りで合意した。 これを受け、原油相場は急伸し、約7年ぶりの高値を更新した。 4日の国際石油市場で、原油価格の代表的指標となる米国産WTI先物相場は急騰し、1バレル=78ドル台に上昇。2014年11月以来、約7年ぶりの高値を付けた。英国産北海ブレント先物相場も約3年ぶりの高値となる81ドル台になった。原油高はガソリン価格などを通じて日本の消費者にも影響を与えそうだ。 世界的な景気回復とエネルギーの供給不足を背景に石油の需給が逼迫(ひっぱく)しており、産油国に対して一段の増産を求める声が強まっていた。ただ、OPECプラスは将来的な供給過剰を懸念して事実上のゼロ回答で応じ、従来通りの小幅増産の維持を決めた。
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