3大会連続6回目の出場となるメキシコは2012年のロンドン大会で金メダルを獲得している難敵です。日本にとってメキシコは因縁の相手でもあります。
ロンドン大会では準決勝でぶつかりました。この試合にはキャプテンの吉田麻也選手と酒井宏樹選手が出場していて、1対3で逆転負けを喫し決勝進出を阻まれました。
東京オリンピック世代ではおととし6月に行われた「トゥーロン国際大会」の準決勝で顔を合わせ、このときは2対2でペナルティーキック戦の末、勝利しました。
さらに、同じ年の9月の北中米遠征で行われたメキシコとの強化試合では0対0で引き分けていて、競り合ってきた相手です。
この2試合でいずれも先発出場した田中碧選手は「うまさもあるし、強さもある。何をしたら相手が嫌がるかがチームで意思統一されていて敵のスキをついてくるしたたかなチームという印象がある」と話していました。
今大会では22日の予選リーグ初戦でフランスを圧倒して4対1と快勝。
ワールドカップでも活躍した36歳のゴールキーパー、ギジェルモ・オチョア選手などがオーバーエイジ枠として加わり、さらに厚みを増した強さを見せつけました。
その難敵を相手に戦ううえでのキーポイントについて、田中選手は「南アフリカよりプレッシャーをかけてくると思うので自分たちがいかにボールを握れるかが大事。そこで自分が相手をはがすことができればチャンスも作れると思う。中央を攻めるのか、サイドに広げるのか、バランスを意識しながら攻撃していく必要がある」と話していました。
また、攻撃の軸の堂安律選手は「ボールを保持できれば省エネじゃないけどラストの20分、30分でパワーを使える。ボールを保持する時間帯が長いほど勝利する確率は高くなると思うのでそういう戦い方が大事かなと思う」としたうえで「おそらく前からプレッシャーをかけてくるのでセンターバックとボランチの間にスペースが生まれると思う。そこでシュートをねらうことをイメージしている」と話していて、いずれもボールを保持する時間帯を増やすことがカギであるという考えを示していました。
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