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任天堂は世界的な半導体不足が続く中でも、家庭用ゲーム機「スイッチ」の新型モデルを秋にも発売する計画だ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。発売から5年目に入ったスイッチをアップグレードすることで、これまで6年とされてきたゲーム機のライフサイクルが伸びる可能性がある。
新型モデルは9月か10月にも発売される予定だと、関係者が匿名を条件に明らかにした。生産パートナーは、早ければ7月から任天堂に新型モデルの出荷を開始し、今年度の生産のピークは10-12月になるという。
廉価版の「スイッチライト」とともに店頭に並ぶことになる新モデルは、部品がより高価であるほか、中国での人件費増加により、現行モデルの3万2978円(税込み)より高くなる可能性がある。小売価格は不明だが、サプライヤー関係者は任天堂事業からの1台当たりの売り上げが拡大すると述べた。
関係者によると、一部のゲーム開発会社は6月12日から開催されるゲーム見本市「E3」でスイッチ向けのゲームを発表する予定で、任天堂はそれに先立ち間もなく新モデルを発表する可能性がある。
任天堂の広報担当者は新型モデルの発売についてコメントを控えた。
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