4月1日付で就任した三菱UFJ銀行の半沢淳一頭取が5日までに産経新聞のインタビューに応じ、グループの銀行、信託、証券の連携を強化していく方針を明らかにした。現在、東京・丸の内にある三菱UFJ銀行の本館(本社ビル)を建て直し、「銀行、信託、証券に集まってもらう」と話した。建て替え後に、本部機能などを集約するとみられる。
令和4年度までに建て替え時期など計画の詳細を詰める。持ち株会社と銀行、信託、証券のグループ会社が一体となり、顧客への提案力などを高める狙いだ。
また、業務のデジタル化も進め、コスト削減と同時に、顧客の利便性を高める。具体的には「5年度までに一部の例外を除き、インターネット上ですべての取引ができるようにしたい」と述べた。
みずほ銀行で相次ぐトラブルに関しては、「銀行のシステムやATM(現金自動預払機)が社会を支えるインフラであり、安全に稼働させることが責務であることを改めて認識した」と言及。その上で、「万が一、何か起きた場合でも、顧客に迷惑をかけないよう、さらに迅速に対応できる体制を検討していきたい」と強調した。
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