韓国のLG電子(LG Electronics)が車載インフォテインメント部品の製造拠点を、中国からベトナムの北部紅河デルタ地方ハイフォン市に移転する。
電装部品の生産地最適化による事業強化のため、ハイフォン市にある現地法人へ一元化することを決めたもの。これに先立ち2020年10～12月に、同社はオーディオ、ビデオ、ナビゲーション、テレマティクス製品を製造していた中国蘇州市の昆山工場を清算した。
移転によりLG電子の海外における電装部品の生産は、電気自動車(EV)向けのパワートレインを生産する中国の南京工場と、ハイフォン工場の2か所が中心的な役割を果たしていく。
これに関連しLG電子は現在、北部ハノイ市と南中部沿岸地方ダナン市で自動車部品の研究開発(R&D)センターを運営しているほか、2014年にはハイフォン市に車載インフォテインメントを製造する工場を建設し運営している。
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