【ロンドン時事】サッカーのワールドカップ(W杯)を現在の4年に1度の開催から2年ごとに変更する案を推進する国際サッカー連盟(FIFA)は30日、オンラインで会合を開き、加盟団体に向けて今後の流れを説明した。 まず選手や指導者と協議した後、加盟団体や各大陸連盟、ファンに向けた説明を行う。今年11月に報告書を発表し、年内にグローバル・サミットを開催する。 インファンティノ会長は「世界中でサッカーを発展させたいというFIFAの願いは、より定期的に大会を成功させることでしか実現できない」と述べ、必要性をアピール。改革を主導する競技普及部門責任者のアーセン・ベンゲル氏は、国際大会の日程を再編することで、選手の移動の負担を減らし、オフシーズンの休息期間を確保できると強調した。 FIFAは5月の総会で、W杯隔年開催の実現性を検証することを決めた。
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