KDDIと沖縄セルラーは、auのオンライン専用ブランド「povo」(ポボ)を発表した。2021年3月から提供する。利用料は月額2480円(税抜、以下同)、通信量は20GBとなる。20GBを超えると、最大1Mbpsで通信できる。
シンガポールのサークルズアジア(Circles Asia)と協力する。MVNOではなくauの新料金プランのひとつとして提供される。使いたい機能をトッピングで追加し、柔軟な使い方ができる。eSIMも対応する。5Gには今夏対応する。テザリングも使える。
auの新料金は、5Gの使い放題が同時に発表された。またUQ mobileの新料金も発表されている。本稿ではpovoの詳細をお伝えする。
トッピングで機能追加
通話は通常、30秒につき20円だが、トッピング第1弾として、月額500円で1回5分の通話定額機能を追加できる。
月額1500円で、通話時間に制限のない通話かけ放題も追加できる。
「データ追加」のトッピングとして、1GBにつき500円で追加できる。
また200円で24時間、データ通信を使い放題で使うこともできる。ネットワークが混雑する際、動画やクラウドゲームの利用時に通信速度が制限されることがある。
トッピングは今後、追加されるという。
端末セット販売はなし
現時点で「povo」では、端末の販売や、セット販売は検討していないという。
すでにKDDIでは、誰でも端末を購入できる形で提供していること、あるいは市場にSIMフリースマホがあることから、ユーザー側で端末を用意する形。
KDDIの髙橋誠社長は、ユーザーのニーズ、要望を聴きながら、端末販売する可能性があると語った。
テザリング追加料金なし
「povo」は、MVNOではなく、オンラインだけで手続きできるauの新料金として提供される。ネットワーク品質はauと同等。ただし、設備の構成が一部異なるとのことで、5Gへの対応が夏になる。
スマートフォンをモバイルルーターのように使えるテザリングについては、追加料金なしで利用できる。
海外ローミングについては現在検討中。
このほかキャリアメールは非対応とのこと。
povo契約時にSIMを交換する必要があるかどうかは決まっていない。ただし「システム上、シームレスにするという宿題がある。SIMの交換も順次対応していく」(KDDI髙橋社長)として、切り替えやすい環境を目指すとした。
からの記事と詳細 ( au、20GB/月額2480円のオンライン専用ブランド「povo」、使いたい機能をトッピングで追加 - ケータイ Watch )
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