【第1部】業績成長に対する期待の大きい半導体など電子部品関連株にまとまった買いが入り、日経平均株価は前日比161円61銭高の2万8325円95銭と、上昇して午前の取引を終えた。東証株価指数(TOPIX)は2.26ポイント高の1860.20と、小幅高。
48%の銘柄が値上がりし、値下がりも48%。出来高は6億0529万株、売買代金は1兆2807億円。
業種別株価指数(全33業種)は電気機器、情報・通信業、銀行業などが上昇し、輸送用機器、医薬品、電気・ガス業は下落した。
個別では、東エレクの買いが膨らんで取引時間中の上場来高値を付け、SUMCO、村田製も値上がりした。ソフトバンクGがにぎわい、ファーストリテは堅調だった。三菱UFJが小高く、三井住友、東京海上はしっかり。半面、トヨタ、日産自が下落し、キーエンスは軟調だった。任天堂が甘く、ソニーも値下がり。武田、中外薬は売られた。東電力HDが下げ、Jパワーは大幅安。
【第2部】小幅高。那須鉄、加地テックが上伸し、ファーマフーズはしっかり。半面、東芝が甘い。出来高1億2537万株。
▽取引時間中のバブル後高値
13日の東京株式市場では、朝方に売り買いが交錯した後、前場後半に半導体関連株など一部の銘柄が騰勢を強め、日経平均株価は前日に付けた取引時間中のバブル崩壊後の最高値を上回った。
朝方は前日まで日経平均が上値を追ってきた反動で利益確定売りが上値を圧迫する一方、前日の米国株高を好感した買いも入り、相場全体の方向感が定まらなかった。しかし、前場後半に東エレク <8035> やTDK <6762> など日経平均の構成比率が高い電子部品株が買われ、日経平均が押し上げられた。
一方、東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)の前場終値は前日比0.1%高にとどまった。市場関係者からは「上げ相場の実感は薄い」(国内運用会社)との声が聞かれた。
225先物は2万8100~2万8350円で推移した。オプション2月きりのうちコールは総じて堅調。プットは軟調だった。(了)
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