自動車部品の金型の設計や製造を手掛けるTMW（愛知県稲沢市）は2020年7月15日、セキュリティーインシデントが発生したことを明らかにした。セキュリティーインシデントとはセキュリティーに関する事件・事故のこと。同社はホームページ上に「セキュリティインシデントの発生を確認した」と掲載。TMW担当者は「サイバー攻撃の被害に遭い、外部に情報が流出したことを把握している」という。
一部報道では、TMWは標的型ランサムウエア（身代金要求ウイルス）の「MAZE」に感染した可能性があるとしているが「調査中のためノーコメント」（TMW担当者）という。ちなみにMAZEを使った攻撃の特徴は、従来のランサムウエアによる攻撃とは異なり、暗号化するだけではなく不正に入手した情報を公開すると脅す点である。2019年からMAZEを使った攻撃は確認されている。
TMW担当者は「現在、警察や外部のセキュリティー対策企業と情報漏洩の原因や流出した情報の詳細を調査している」（TWN担当者）という。
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July 17, 2020 at 11:17AM
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愛知の車部品企業で情報漏洩、標的型のランサムウエアに感染か - ITpro
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