アジアの子供たちに笑顔を
継続は力なり――。サッカーの国際交流事業においても、そう言えるのかもしれない。 2012年にJリーグがアジア全体におけるサッカーのレベル向上などを目的として「アジア戦略室」(現在はアジア室)を立ち上げたことをきっかけに、大宮アルディージャは2014年から「アジアの子供たちに笑顔を届ける」を合言葉にして東南アジアを中心にサッカー教室を展開してきた。 【写真】舗装されていない山道を4時間掛けて村へ…子供たちとガチ試合!? ラオスでスタートしてから現在まで68回。カンボジア、ミャンマー、ベトナム、ブータンなど9ヵ国に及ぶ。その活動は国内外通じて広く認知されるようになり、今年1月には埼玉県から「埼玉グローバル賞」を受賞した。 最初はJCBの一社スポンサーから始まり、JICA(国際協力機構)、JETRO(日本貿易振興機構)、国際交流基金アジアセンター、外務省、経済産業省などの機関、行政の支援、協力を得ることができている。スポンサーも増えて昨年からは商社のCBCが新たに加わるなど、事業としても拡大している。 2014年にこの事業を立ち上げたのが、事業本部グローバル推進マネジャーの秋元利幸さん、47歳。早稲田ア式蹴球部の主将として大学日本一を経験した彼は徳島ヴォルティスなどでプレーし、現役引退後はアルディージャでチームのマネジャー、広報、強化部スタッフを務めてきた。
予算「ゼロ」のスタート
当時の鈴木茂社長(現在は埼玉県サッカー協会会長)に新たなプロジェクトを委ねられ、リサーチを目的に自腹で東南アジアを訪れた際に貧窮した子供たちの生活を目の当たりにして「子供たちと一緒にサッカーをしたい」と思ったのが、きっかけであった。 アルディージャの国際交流事業は、いかにして大きくなっていったのか。秋元さんにリモートでインタビューした。 ――立ち上げ時は大変だったと思います。予算も「ゼロ」でスタートしたと聞いていますが。 「プロジェクトと言っても何をやればいいのかアイデアが浮かばなかったので、まずは東南アジアで仕事をしている大学時代の後輩を頼って、視察のために行ってみよう、と。カンボジアの貧しい地域で子供たちが生活のためにゴミを拾っているのを見て、やりたいことが明確になりました。次に活動資金を得るためにスポンサーさんを探すことになるわけですが、ここでも部の縁が活きるとは思いませんでした」 ――と言いますと? 「カンボジアを訪れた後、ラオスに向かったんです。現地のレストランに入った際に、たまたまJCBさんのパンフレットが置いてあることに気づきまして。ここのレストランならカードが使えますという案内でした。 ア式蹴球部にJCBで働いている後輩がいたなとピンと来て、すぐに連絡を取りました。この活動に協力してもらえないかとお願いしたら、二つ返事で“やりましょう”となったんです。2014年10月に第1回のJCBサッカー教室をラオスのビエンチャンで行ない、無事、成功することができました」
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June 27, 2020 at 01:01PM
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