2020年03月24日15時20分
今夏の東京五輪が延期となった場合、サッカー男子の懸案事項となるのが森保一監督のA代表との「兼任」問題。U23(23歳以下)で臨む五輪代表監督の契約は、当然大会本番まで。秋からは2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会の出場に向けて、A代表に専念するというのがもともとの計画だ。
17年10月に五輪代表を任された森保監督は、その翌年のW杯ロシア大会後にA代表監督に就任。兼務となってからは五輪世代のチームをA代表の「ラージグループ」と位置付け、垣根をつくることなく強化を推進。久保(マジョルカ)ら実力者はA代表に引き上げて鍛え、昨年の南米選手権では五輪世代を主体に、柴崎(デポルティボ・ラコルニャ)らオーバーエージ(OA、24歳以上)枠候補を送り込んで戦うなど、兼任監督だからこそできる活動を重ねてきた。
9月には延期となったA代表のW杯アジア2次予選が再開される見通しで、さらに最終予選へと続く。五輪よりもW杯が重視されるサッカー界では、森保監督もA代表の指揮に専念するのが基本路線。「そこは全て協会の決定に従う」と、監督も身を委ねるしかない。
兼任解除となった場合は、どうなるか。強化の継続性という点から見れば、森保監督の右腕でもある横内昭展コーチが、後任として望ましい。これまでもA代表と活動が重なった期間はチームを指揮し、昨年はトゥーロン国際で準優勝。代行監督として経験は十分で、選手からの信頼も厚い。
原則U23で争う、五輪サッカー男子の年齢制限の問題もある。仮に1年延期となれば中山(ズウォレ)ら1997年生まれの選手の夢は絶たれる。他の主力を見ると、堂安(PSVアイントホーフェン)と冨安(ボローニャ)は1年延期でも出場可能で、久保に至っては24年パリ五輪の出場資格も持つ。右脚の大けがで今夏開催なら出場が絶望的だった21歳の安部(バルセロナ)にとっては再びチャンスが訪れるなど、チーム構成にも影響を及ぼすことになる。
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March 24, 2020 at 01:27PM
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サッカー森保監督、兼任できるか 東京五輪延期なら懸念 - 時事通信ニュース
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