[ワシントン 21日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は21日公表した7月30━31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、利下げについてより積極的に議論していたことを明らかにした。ただ追加緩和につながる観測を回避しようとすることで一致したという。
FRBは7月のFOMCでフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.00─2.25%に25ベーシスポイント(bp)引き下げることを決定。議事要旨では、世界経済の減速や通商面での緊張、低調なインフレ率に関する広範な懸念が示された。[nL4N24W51E]
議事要旨によると、インフレ率が低過ぎるとの懸念を示した「複数の参加者が50bpの利下げを望んでいたことを示唆した」という。
同時に政策当局者が追加利下げを検討しているとの印象を与えたくないことで合意したとした。
議事要旨では「参加者は一般的に今後の情報によって政策の方向性が決まるという手法を好み、あらかじめ設定された道筋をたどっているように見えることを回避する傾向にある」とした。
*内容を追加しました。
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2019-08-21 18:26:00Z
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-minutes-idJPKCN1VB28U
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