21日の前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日に比べ150円ほど安い2万0500円台前半で推移している。米中貿易摩擦への懸念から前日の米ダウ工業株30種平均が173ドル安と反落し、海外投資家から株価指数先物に売りが先行している。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は下落している。
イタリアのコンテ首相が20日、辞意を表明し、安全資産である米国債の買いが優勢になった。米長期金利の低下(債券価格の上昇)を受け、銀行や保険などの金融株が下げ相場全体の重荷になっている。一方、円相場が伸び悩むと先物に買い戻しが入り、日経平均はやや下げ渋る場面があった。
ソフトバンクGや花王が下落。マツダや日揮、AGCの下げが目立つ。一方、アドテストやコナミHDが上昇。パーソルHDやLINEも上がっている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2019-08-21 00:10:00Z
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48797200R20C19A8000000/
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