Appleの「Vision Pro」ヘッドセットは驚くほど高価で、最小構成でさえ3499ドル(約52万7000円)する。このヘッドセットを構成する部品のコストはいくらなのだろうか。その答えを知りたいと考えた英調査会社Omdiaは、部品表(BOM)を作成してコストを推算した。
提供:Jason Hiner/ZDNET
Omdiaによれば、現時点で最も高額な部品は、2基搭載されているメインのマイクロOLEDディスプレイだ。そのコストは456ドル(約6万9000円)と、BOM全体の29.6%を占めている。
提供:Omdia
次に高額なのはヘッドセットの頭脳部分で、ワークロードを処理するためのプロセッサーが2基搭載されている。
その1つは、メインプロセッサーとして動作している「M2」チップだ。これは2022年型「MacBook Air」に搭載されているのと同じチップで、「visionOS」の実行と画像処理を担っている。また、「R1」チップも搭載され、カメラやマイク、その他多数のセンサーからの入力を管理している。
この2つのチップのコストは合わせて240ドル(約3万6000円)とみられ、BOM全体の15.6%を占めている。
Omdiaの推算によれば、BOM全体のコストは1542ドル(約23万2000円)で、最小構成のVision Proでは価格の44%に相当する。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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