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スズキ車のエンジン部品の製造などを手掛けるスズキ部品富山（富山県小矢部市）は2024年1月8日、工場の操業を開始した。
令和6年能登半島地震が発生した2024年1月1日は、年末年始休暇で工場は稼働していなかった。人的被害はなかったが、工場建屋や生産設備の被災状況を調査したところ、工場建屋の一部が損傷したことを確認した。
同年1月5日までに、損傷した建屋の修理は完了。生産設備の最終確認を行ったうえで、当初の計画通り1月8日に工場を稼働させた。現時点で、従業員と家族の安否も確認できているという。
なお、スズキ部品富山は鈴木自動車工業（当時）の100％出資会社として、1988年4月に創立された。スズキ車（四輪車と二輪車）などのアルミニウム合金製や鉄鋼製のエンジン部品を生産している。過去に売上高が100億円を超えたこともあったが、2022年度の売上高は86億円である。
表 スズキ部品富山の概要
（出所：スズキ部品富山の資料を基に日経Automotiveが作成）
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