自動車部品大手のアイシンが、整備工場などに部品を販売する「アフターマーケット」事業を強化している。世界の中古車台数の増加に伴い整備や修理用の部品需要が高まるとみて、新興国を中心に展開を加速する。2025年度には、営業所数を22年度の2倍程度の30カ国70拠点に増やす。売上高は約600億円から1千億円に拡大する計画だ。
部品メーカーの間では、事業の多角化を目指す動きが相次ぐ。世界で電気自動車(EV)の急速な普及が進む中、主力であるガソリン車の新車向けの部品受注が減るとの危機感が背景にある。
(共同通信社)
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