トヨタ自動車は29日、子会社のトヨタ車体の富士松工場(愛知県刈谷市)の一部生産ラインについて、同日昼ごろから再度止めたことを明らかにした。27日朝に稼働を止め、29日朝から再開したばかりだった。
停止したラインは、ミニバンの「ノア」、「ヴォクシー」を主に生産。「アルファード」、「ヴェルファイア」もつくっている。
2度の生産停止は同じ理由だといい、「誤った部品が製造工程で使われた可能性があるため」としている。30日午前の稼働は取りやめ、午後の稼働については同日に改めて判断するという。
トヨタによると、この部品は最近導入されたものとみられ、使用が27日に判明した。すでに出荷された車もあるとみられるが、「安全性に問題はない」と説明している。
トヨタの生産をめぐっては、トラブルが相次いでいる。8月にはシステム不具合が原因で、グループ企業を含む国内全14の完成車工場の稼働を一時止めた。10月にも取引先の部品メーカーの爆発事故の影響で部品が調達できなくなり、一部の生産ラインが停止。全面再開まで10日かかった。(江口英佑)
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