トヨタ自動車系列の中央発条は30日、トヨタグループの完成車工場が長期間停止した原因となった「乾燥炉」の爆発事故の原因を発表した。フィルター設備のトラブルに、空気調整のミスが重なったものだったとした。
乾燥炉の爆発事故は16日に発生した。まず、乾燥炉につながるフィルターが詰まり、空気が循環しなくなったトラブルがあった。今年6月の定期点検では目詰まりはしておらず、隣接する古い設備の撤去工事を9月に行った際に生じた粉じんが詰まったとみられるという。
目詰まりの影響で、炉を温める燃焼室が高温になりすぎ、温度を下げるために空気の供給量を減らしたところ、未燃ガスが炉内にたまってしまった。その後、温度が下がりすぎたことから、空気の供給量を増やして燃焼室のバーナーの火を強めたところ、未燃ガスが一気に燃焼して爆発につながったという。
事故の影響で、路面から車体…
からの記事と詳細 ( 爆発事故のトヨタ系部品企業が原因公表 設備撤去工事の粉じんが ... - 朝日新聞デジタル )
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