生命保険最大手の「日本生命」は、今の物価の上昇を踏まえて、大幅な賃上げを行う方針を明らかにしました。
会社によりますと、賃上げの対象となるのは、営業職員およそ5万人で、固定給と成績に応じた「成果給」を合わせた全体で、来年7月から7%程度引き上げる方向で労働組合と調整に入ることになりました。
国内の物価上昇を踏まえた対応で、会社としては、人手不足を背景に人材の獲得競争が激しくなる中、大幅な賃上げによって人材の定着と優秀な人材の確保につなげたい考えです。
会社では、資産運用や事務などを行う内勤職員についても、一定程度の賃上げを検討していて、年度内の妥結を目指し、労使交渉を進めることにしています。
日本生命の清水博社長は「外部環境が変わっていく中、現場で働く人たちはこれまで以上に懸命に取り組んでいて、それをサポートすることが会社の原動力となり、会社を変える力となる。賃上げはコストではなく投資だ」と話しています。
からの記事と詳細 ( 日本生命 営業職員約5万人の賃金 7%程度引き上げの方針 - nhk.or.jp )
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