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Wednesday, December 7, 2022

GDP年率0.8%減に上方修正、市場予想から上振れ-7~9月改定 - ブルームバーグ

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2022年7-9月期の実質国内総生産(GDP)改定値は前期比年率0.8%減と、速報値の1.2%減から上方修正された。輸出や民間在庫の増加がマイナス幅縮小に寄与した。市場予想は1.0%減だった。内閣府が8日発表した。

  輸出は前期比2.1%増と速報値の1.9%増から上方修正。民間在庫変動のGDPへの寄与度は速報のマイナス0.1ポイントからプラス0.1ポイントに改定された。一方、設備投資は1.5%増で速報値から変わらず、個人消費は0.3%増から0.1%増に下方修正された。

  大和証券の末廣徹チーフエコノミストは、消費の弱さが民間在庫の増加につながったと分析。「在庫が上方修正されて、全体のGDPが上方修正されたというのはあまりいい上方修正ではない」とし、「かなり不安が強まる内容だ」と語った。

キーポイント
  • GDP改定値は前期比0.2%減、速報値0.3%減から上方修正(ブルームバーグ調査の予想中央値は0.3%減)
    • 年率換算0.8%減、速報値1.2%減から上方修正(予想1.0%減)
  • 個人消費は0.1%増、速報値0.3%増から下方修正(予想0.3%増)
  • 設備投資は1.5%増、速報値から横ばい(予想1.6%増)
  • 民間在庫変動の寄与度はプラス0.1ポイント、速報値はマイナス0.1ポイント
  • 輸出は2.1%増、輸入は5.2%増-外需寄与度はマイナス0.6ポイント

 

速報値から上方修正

(詳細とエコノミストコメントを追加して更新しました)

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