[シドニー 27日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)開幕まで1カ月を切る中、オーストラリア代表は27日にビデオメッセージを公開し、開催国カタールの人権問題や同性愛を巡る対応を批判した。
中東で初めてW杯を開催するカタールだが、外国人労働者の待遇に関する問題や同性愛を違法としていることなどから、国際的に強い圧力を受けている。
ビデオでは、複数の選手がカタールの160万人以上の移民労働者が被害を受けていることや、湾岸諸国では違法とされている同性愛者を巡る現状を指摘。
MFジャクソン・アーバインは「カタールでW杯を開催するという決定が、数え切れないほどの労働者を苦しめ、傷つける結果になったことを知った」とし、MFデニス・ジェンローは「選手として、私たちは性的少数者(LGBTI+)の権利を完全に支持しているが、カタールでは人々は自分が選んだ人を愛する自由がない」と述べた。
その上で豪代表は、カタールがこれまでに改善してきた部分を認めつつも、移民支援センターの設置や権利を侵害された人々の救済、あらゆる同性間関係の合法化など、さらなる改革を求めた。
からの記事と詳細 ( サッカー=豪代表、W杯開催国カタールの人権侵害など批判 - ロイター (Reuters Japan) )
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