静岡県小山町須走の県道・通称「ふじあざみライン」で観光バスが横転、1人が死亡、26人が重軽傷を負った事故で、バスのブレーキ部品に焼けた痕跡があることが関係者への取材で分かった。県警などが18日に車体の検証を行い、ブレーキの作動状況などを調べていた。県警は、フットブレーキの使いすぎによる摩擦熱で利きが悪くなる「フェード現象」の可能性を含めて原因を調べている。
バスのブレーキはドラム式で、ブレーキシューと呼ばれる部品を、内側からブレーキドラムに押し当てて生じる摩擦で減速する仕組みだった。関係者によると、検証では、部品の成分が熱で溶けたとみられるざらつきも確認された。自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)容疑で県警に現行犯逮捕された運転手の男(26)は「ブレーキが利かなかった」と供述していた。
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