米 ゴールドマン・サックス・グループは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まって以来最大の人員削減に着手する。
事情に詳しい複数の関係者によると、ゴールドマンは今月から数百人規模の人員を減らす計画だ。この規模はこれまでに行われた人員削減の幾つかより少ないものの、パンデミックでほぼ停止していた同行の年次削減が再開したことを意味する。
今回の削減はまた、記録的な好業績が続いた数年が終わり、減収で銀行業界全体が冷え込みつつあることを示す明らかな兆しでもある。ブルームバーグがまとめたデータによると、アナリストはゴールドマンの今年の利益が4割余り落ち込むと予想。同行は7月、採用ペースを鈍化させ、年次のパフォーマンス評価を復活させる 計画を明らかにしていた。「困難な事業環境」と同行が評する状況で、費用抑制の取り組みを進める。
パフォーマンス評価は一般的に、成績が劣る人員の解雇に利用される。ゴールドマンはまた、自然減で失う人員の補充ペースを落とす可能性があると、デニス・コールマン最高財務責任者(CFO)が7月に述べていた。同行の従業員数は4-6月(第2四半期)末時点で4万7000人。
ゴールドマンが人員削減を準備していることについては、ニューヨーク・タイムズ紙が12日、先に報じていた。ゴールドマンの広報担当者はコメントを控えた。
ゴールドマン、来週にも一部従業員をレイオフへ-NYタイムズ紙
原題:
Goldman Plans to Cut Several Hundred Jobs Starting This Month(抜粋)
(第3段落以降に情報を加えて更新します)
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