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Friday, September 2, 2022

自動車部品の東海理化、横手に新工場 25年1月稼働予定 ドアミラーやシフトレバー生産 - 河北新報オンライン

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東海理化が建設する工場イメージ

 トヨタ自動車系部品メーカー、東海理化(愛知県大口町)は2日、東北初の生産拠点となる新会社を横手市に設立すると発表した。トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)向けを中心に生産体制の強化を図るほか、東北でのビジネス機会の拡大を狙う。

総投資額32億円

 新会社は東海理化100%出資の子会社で、社名は未定。同市の秋田県横手第2工業団地内の約2万平方メートルに、鉄骨平屋の工場(約6800平方メートル)を建てる。2023年10月に着工する。

 主にドアミラー、シフトレバーを生産する。25年1月の生産開始を予定している。総投資額は約32億円で、操業時の従業員70人は現地で採用し、27年度には120人に増やす。

 2日は秋田県庁で、同社の二之夕(にのゆ)裕美社長が佐竹敬久知事、高橋大市長と立地協定を結んだ。二之夕社長は「秋田で強いものづくりを進めていく一方で、県が進める風力発電での電力を活用し、カーボンニュートラルの工場にしていきたい」と語った。

 東海理化は1948年設立。ミラーやシフトレバーのほか、自動車用スイッチ、シートベルト、ステアリングホイールなどを製造。子会社・関連会社は国内11社、海外33社で、グループ従業員は約2万人。21年度の売上高は4873億円。

立地協定を結んだ二之夕社長(中央)と佐竹知事(右)ら

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