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Tuesday, August 2, 2022

【サッカー】海外日本人選手、スペイン「ラ・リーガ」でプレーするのは? 2022‐2023シーズン、歴代の所属選手を紹介 - Olympics

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■ラ・リーガ

スペインの男子サッカーピラミッドで最上位に位置しているのが「ラ・リーガ」だ。特に現地では1部のことをプリメーラ、2部のことをセグンダと呼んでいるが、日本で「ラ・リーガ」と言うときは一般的に1部のことを指している。

大会フォーマットは20チームによるホーム&アウェイの総当たり2回戦。最も多くの勝点を挙げたチームが優勝となる。世界的な強豪クラブ、レアル・マドリードとバルセロナのライバル関係が有名で、近年ではアトレティコ・マドリードを加えた“3強”を軸に優勝争いが展開されている。

今シーズン、ラ・リーガでプレーする日本人は久保建英のみ。レアル・マドリードからレアル・ソシエダに完全移籍し、心機一転のシーズンを迎える。

■ラ・リーガでプレーする日本人選手

久保建英(レアル・ソシエダ)

久保は2001年6月4日生まれ、神奈川県川崎市出身。バルセロナやFC東京の下部組織を経て、2016年にJリーグ最年少出場記録となる15歳5カ月1日でJリーグデビューを飾った。2019-2020シーズンにレアル・マドリードへ完全移籍。同シーズンは期限付き移籍でマジョルカでプレーし、その後もビジャレアル、ヘタフェに期限付き移籍した。2021-2022シーズンは再びレアル・マドリードから期限付き移籍でマジョルカに在籍。リーグ戦では27試合出場、1ゴールの成績を残した。2022年7月にレアル・ソシエダへの完全移籍が発表。新天地での背番号は「14」に決まっている。

日本代表として、2021年にTokyo2020にも出場。全試合6試合に出場し3得点1アシスト、チームを4位まで導いた。A代表デビューは2019年。ここまで18試合に出場している。

■スペイン2部でプレーする日本人選手

柴崎岳(レガネス)

1992年5月28日生まれ、30歳で新たなシーズンを迎えるミッドフィールダー。青森山田高校を経て2011年に鹿島アントラーズに加入し、同年にプロデビューを果たした。2012年から主力に定着し、2016年にはクラブワールドカップでレアル・マドリードから得点を奪った。2017年2月にスペイン2部のCDテネリフェに移籍してスペインでのキャリアをスタートさせ、2017-2018シーズンは1部へ昇格したヘタフェに加入。バルセロナを相手にゴールを決めるなど、1部初挑戦ながら存在感を放った。

しかし翌シーズンに出場機会を失い、2019-2020シーズンに2部のデポルティーボ・ラ・コルーニャに移籍。2020-2021シーズンからは2部のレガネスに活躍の場所を移し、2シーズン目を迎えている。

橋本拳人(ウエスカ)

1993年8月16日生まれ、東京出身のミッドフィールダー。FC東京のアカデミーからトップチームに昇格。2019年には日本代表としてもプレーしていた2020年7月にロシアのFCロストフに移籍した。しかし、ロシアのチームとの契約が一時停止となるFIFA(国際サッカー連盟)の措置を受けて、2022年3月にヴィッセル神戸へ。4カ月ほどJリーグでのプレーをはさみ、同年7月にウエスカへの移籍が発表された。

原大智(アラベス)

1999年5月5日生まれ、191センチの長身ストライカー。FC東京時代にはU-23でJ3得点王に輝いたこともある。2021年2月にFC東京からクロアチアのイストラに移籍。約半年のプレーのあと、同年7月に当時スペイン1部のアラベスにステップアップを果たした。しかし出場機会を得られず、8月にベルギーのシント=トロイデンVVに期限付き移籍。ベルギーではチームトップとなる8得点をマークした。アラベスに復帰した今シーズンはスペインデビューを果たせるか。

■スペインでプレーした日本人選手

日本人で初めて、スペイン1部のクラブに所属したのは財前宣之氏。1996年に、当時のヴェルディ川崎から期限付き移籍でログローニェスに加入した。しかし、怪我の影響もあって出場はなし。初出場、および初ゴールを記録したのは城彰二氏だった。バジャドリードで半シーズンを過ごし、2得点を記録した。

レギュラークラスとして1部でプレーしたのは大久保嘉人氏が初めてと言っていいだろう。2004-2005シーズンの冬にセレッソ大阪から期限付き移籍でマジョルカに移籍すると、残留が懸かる終盤戦で2ゴールと活躍。レンタル延長を勝ち取った。翌シーズンは終盤に出場機会を減らしたこともあり、シーズン終了ととも日本に復帰。1年半で39試合5得点の成績だった。

近年では乾貴士(現・清水エスパルス)が目覚ましい活躍を見せた。ドイツでの経験を経て2015-2016シーズンにエイバルに加入。日本屈指のドリブラーはスペインでも存在感を発揮し、すぐさま定位置をつかんだ。3シーズン目にはキャリアハイの34試合5得点の成績を残し、レアル・ベティスにステップアップ。序盤こそ出場機会を得たが、徐々にベンチに座る生活が長くなり、冬にアラベスに移籍。翌シーズンはエイバルに復帰し、2020-2021シーズン終了まで過ごした。通算166試合出場、16得点はもちろん日本人最多。ラ・リーガで最も成功を収めた日本人となっている。

セビージャでプレーした清武弘嗣(現・セレッソ大阪)や、ユース年代でスペイン移籍を果たした指宿洋史(現・アデレード・ユナイテッド)のほか、西澤明訓氏、家長昭博(現・川崎フロンターレ)、中村俊輔(現・横浜FC)、ハーフナー・マイク(現・FC.Bombonera)、岡崎慎司(無所属)、武藤嘉紀(現・ヴィッセル神戸)といった日本を代表する選手もラ・リーガでのプレーを経験。1部での経験はないが、安永聡太郎氏、福田健二氏、香川真司(現・シント=トロイデンVV)、鈴木大輔(現・ジェフユナイテッド千葉)らもスペインでプレーしていた。

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