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Tuesday, May 24, 2022

ECB総裁の利上げペース、タカ派の一部当局者が不満-関係者 - ブルームバーグ

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欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は当面0.25ポイントの利上げを2回実施することを想定しているが、より迅速なペースでの引き上げを選択肢として残しておきたい一部の当局者はそれに不満を抱いている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  ラガルド総裁は23日、ECBウェブサイトへの ブログ投稿で、7-9月(第3四半期)末までにマイナス金利から脱却する可能性を示唆した。これは事実上0.5ポイント利上げの選択肢を排除したことになる。議論の内容が部外秘であることを理由に同関係者が匿名で語ったところによると、総裁のこうした姿勢に、よりタカ派の一部当局者は不満を覚えている。

ECB、9月末までにマイナス金利脱却の公算大-ラガルド総裁 (1) 

  総裁の投稿は、7月と9月の会合でいずれも0.25ポイントずつの利上げが行われることを示唆している。ECB報道官はコメントを控えた。

July Hike

A growing number European Central Bank officials back an interest rate increase at the first meeting of the third quarter

Source: Bloomberg

  ECB政策委員会メンバーではこれまでのところ、オランダ中銀のクノット総裁だけが0.5ポイント引き上げの可能性を否定しない立場を公に示唆。同総裁は17日、0.25ポイント利上げが望ましいとした上で「今後数カ月のデータがインフレの広がりや積み上がりを示せば、より大きな動きも排除すべきではない」と語った。

ECBクノット氏、7月利上げ支持-0.5ポイントも選択肢

原題: Lagarde’s Rate-Hike Plan Irks Some at ECB Who Want Faster Option(抜粋)

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