2022年05月04日16時55分
日本サッカー協会は登録者制度改革の一環として、小学生の登録料(サッカー700円、フットサル500円)を2月中旬から無料にした。競技への入り口を広げ、専門を問わずにサッカーに関わる子供を増やしていく狙いがある。田嶋幸三会長は「いろいろな動きをするサッカーはほかのスポーツをやるにもいいし、今後導入予定のアプリを活用し、一人ひとりとつながっていきたい」と意図を説明する。
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小学生年代は約32万人だった2013年度をピークに、20年度は約25万人まで減少した。少子化や直近では新型コロナウイルスの影響があるものの、日本協会の調べでは7割が未登録であることも判明。新制度では、大会出場とひも付いていたチーム単位での登録から、選手個人による方法に変更する。アプリも活用し、誕生日にひいきの選手から動画メッセージが届いたり、スポンサー企業の優待が受けられたりする特典を考えている。
登録料は普及活動や施設整備の原資となってきた。小学生無料化によって日本協会の収入は約1億9000万円減るが、田嶋会長は「一時的な減収よりも、多くの人が一生サッカーに関わってくれることの方が価値がある」と強調した。
今後は競技を離れた人や、サポーター、保護者を対象とした「メンバーシップ」も取り入れる方針。「メンバーシップは、『サッカーはやっていないけど、好きだからなろう』というように、構えずに気軽に考えてもらいたい」と呼び掛ける。
からの記事と詳細 ( 小学生の登録無料に 減少食い止めへ、アプリ活用―サッカー協会 - 時事通信ニュース )
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