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Friday, May 13, 2022

ワールドスポーツの扉:サッカー古橋亨梧 言の葉を紡ぐ「イニエスタと心が通じた感覚」 - 毎日新聞 - 毎日新聞

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富士ゼロックス・スーパーカップでゴールを決めてイニエスタ(右)らチームメートに祝福される神戸の古橋(中央)=埼玉スタジアムで2020年2月8日、宮武祐希撮影
富士ゼロックス・スーパーカップでゴールを決めてイニエスタ(右)らチームメートに祝福される神戸の古橋(中央)=埼玉スタジアムで2020年2月8日、宮武祐希撮影

 サッカーの日本代表FWで、今季52回目の優勝を決めたスコットランドの名門・セルティックでプレーする古橋亨梧(きょうご)選手の連載コラム。3回目はプロ入り後の進化をつづります。アンドレス・イニエスタ選手ら、奇跡的な出会いがありました。

憧れの人から「自分を信じて」

 大学卒業後、1年半過ごしたJ2岐阜から2018年夏にJ1神戸へ移籍しました。ちょうど、神戸にアンドレス・イニエスタ選手が加入したタイミングでした。

 「え、夢か?」。これが最初の感想です。神戸のクラブハウスに行くと、ずっと憧れてきた選手が目の前にいるんです。「本当に日本にいるんだ」と驚きと同時に、自分は「すごいチームに来たな」と緊張よりもワクワクしたことを思い出します。

 岐阜への入団は、大学4年の冬とギリギリで決まりました。プロとしてこの先どうなるのかという不安もありつつ、拾っていただいた身なので「とにかくやらないと!」。がむしゃらでした。

 1年目は結果が出ず、僕のミスで失点したり、勝てる試合を落としたりすることがたくさんあった。それでも当時監督の大木武さんが「お前は…

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