サッカー女子米国代表の守護神として北京、ロンドン両五輪で金メダルを獲得し、15年女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会優勝に貢献したホープ・ソロ氏(40)が29日、アルコール依存症治療のために入院すると発表した。

ソロ氏はSNSに「自分のエネルギーと集中力をすべて自分の健康状態と治療、家族に向けたい」などと声明を出し、5月に予定されていた殿堂入りセレモニーの延期も申し入れたことを明かした。

ソロ氏は今月上旬、米ノースカロライナ州にあるスーパーマーケットの駐車場で車のエンジンをかけ、2人の子供を乗せたまま、運転席で酩酊(めいてい)状態でいるところを警察に発見され、飲酒運転、公務執行妨害、軽度の児童虐待で逮捕されていた。