サッカーの日本代表は29日行われるワールドカップアジア最終予選の最後の試合、ベトナム戦に向けてさいたま市で公式練習を行いました。
日本は、アジア最終予選で1試合を残して7大会連続7回目の本大会出場を決めていますが、29日のベトナム戦に勝てばグループ1位での通過が決まります。
選手たちは、28日夕方から会場の埼玉スタジアムで公式練習を行い、報道陣に公開された冒頭の15分間はキャプテンの吉田麻也選手などがリラックスした表情でランニングやパス回しの練習などに取り組んでいました。
森保一監督は、今月24日のオーストラリア戦から先発メンバーを入れ替えて臨む考えを示していて、オーストラリア戦で途中出場で2点を挙げた三笘薫選手や、20歳の久保建英選手など、これまで出場機会が少なかった選手にとって貴重なアピールの場になります。
また、29日の試合はコロナ禍の中、国内で開催されるサッカー日本代表の試合としては初めて観客数の上限を設けずに行われます。
吉田選手は「スタジアムを埋め尽くす6万人の客に来てもらえたらすごくうれしい。来てくれた人にパフォーマンスでお返しできるようにいい準備をする」と話しました。
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