【ニューヨーク時事】23日午前のニューヨーク株式相場は、ウクライナ情勢を警戒した売り圧力がひとまず和らぐ中、4営業日続落後の安値拾いが入り、反発している。午前10時現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比40.13ドル高の3万3636.74ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数が22.08ポイント高の1万3403.60。
バイデン米大統領は22日、ウクライナへの関与を深めるロシアへの制裁第1弾を発表。ロシア大手銀行2行との取引を制限するほか、プーチン・ロシア大統領の側近らを対象に米金融機関との取引禁止や米国内の資産を凍結するとした。
また、ドイツがロシアから天然ガスを運ぶ新パイプライン「ノルドストリーム2」の事業凍結を決定するなど、欧州諸国や日本が相次ぎ制裁発動を表明。ウクライナ侵攻に向けたロシアの資金調達手段を断ち切ることで協調したものの、限定的な制裁にとどめて外交的解決の道を残したことから、23日朝はやや安堵(あんど)感が広がり、買い戻しが先行している。ダウ平均、ナスダック総合指数はともに、前日まで4営業日連続で下落していた。
ダウ平均の上昇は、インテル、シェブロン、ボーイングがけん引。また、四半期決算を発表した住宅改装用品小売り大手ロウズも約6%高と買いを集めている。(了)
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