サッカーJリーグは18日にJ1が開幕し、新しいシーズンが始まる。「サッカー不毛の地」と揶揄(やゆ)されたこともある四国には、いま四つのクラブが割拠する。だが、昨季はJ1徳島ヴォルティス、J2愛媛FCがともに降格の憂き目に遭い、J3ではFC今治が11位、カマタマーレ讃岐が最下位に低迷。反転攻勢に向け、試行錯誤を続ける四国のクラブが目指す姿と台所事情を探った。
「ビッグクラブと比較した中で、我々はどうあるべきか考えている」
1月にあった徳島の今季新体制の発表会見で、岡田明彦強化本部長は目指すクラブ像を口にした。
「J1中位クラスを目指し、数年に一度のチャンスで優勝を狙う」
「育成した選手を移籍させて資金確保」
サポーターをときめかせるような威勢のいい言葉は出てこない。
徳島は昨季、7年ぶりにJ1の舞台に挑み、目標の「残留」は最終節まで粘ったが果たせなかった。オフには主力を含む18選手が移籍などでクラブを去った。J2やJ3では10人以上の選手が出入りするクラブは珍しくないが、徳島は特に育成した若い世代の選手の他クラブへの移籍金で利益を生み出している。
乏しい入場料収入、育成に注力
そんな「育成型クラブ」の現…
からの記事と詳細 ( サッカー「不毛の地」はもうご免 試行錯誤する四国のJクラブ - 朝日新聞デジタル )
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