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Monday, February 28, 2022

バブル期に人気集めた新宿のハイアットリージェンシー、小田急が売却検討 - 読売新聞オンライン

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 小田急電鉄が、東京・新宿のホテル「ハイアットリージェンシー東京」の売却を検討していることが28日、わかった。隣接するオフィスビルのうち小田急の所有分も譲渡する方向で、売却額は総額1000億円規模に上る可能性がある。

 同ホテルは1980年に開業、バブル期には高級ホテルとして人気が高かった。だが、施設の老朽化やコロナ禍があだとなり、客室稼働率は10~20%程度まで悪化、20年度にホテルの運営を手がける子会社で希望退職を実施するなどした。

 小田急はコロナ禍以降、業績が低迷しており、財務基盤の強化が急務となっている。一方、小田急百貨店のある新宿駅西口付近で大規模な再開発事業を進めており、資金調達の必要に迫られていた。

 コロナ禍で疲弊を深める鉄道業界では、経営の立て直しに向けた資産売却が相次いでいる。西武ホールディングスも傘下のプリンスホテルの一部をシンガポール政府系のファンドに約1500億円で売却する方針を表明している。

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