ESPNは1日、世界のサッカー選手を対象にフォワード、ストライカー、攻撃型ミッドフィルダー、センターバックなど九つのポジション90人と監督10人の計100人を発表した。ソン・フンミンはフォワード部門で6位となり、昨年の7位に比べて1ランクアップした。2019年はウイング部門で5位だった。 ESPNは「ソン・フンミンは攻撃型でありながら仲間のためにスペースを作る能力にも優れた非常に珍しいタイプのフォワードだ。他の選手とは比較が難しいほど高いレベルにある」「スピードもありパワーにもあふれた動きを示し、攻撃ライン全体で動き回れる能力がある」と評した。さらに「韓国代表ではほぼ(ソン・フンミンの)『ワンマン攻撃』に近い」「素早い判断力でゴール決定力も高い」とも説明した。今年ソン・フンミンが最も素晴らしい活躍をしたとされるのは8月に行われたイングランド・プレミアリーグ開幕戦マンチェスター・シティーとの試合で決めた決勝ゴールだ。ソン・フンミンは0-0だった後半10分、「ソン・フンミン・ゾーン」と呼ばれるペナルティーエリア右隅付近から左脚でゴールを決めた。 フォワード部門ではサッカーの世界的なスターたちがソン・フンミンと共にその名前が上がった。先月30日に7回目のバロンドールを獲得したレオネル・メッシ(34、パリ・サンジェルマン)が1位、ライバルのクリスティアーノ・ロナウド(36、マンチェスター・ユナイテッド)が2位、キリアン・エムバペ(22、パリ・サンジェルマン)が3位、モハメド・サラー(29、リバプール)が4位、ネイマール(29、パリ・サンジェルマン)が5位となった。 ストライカー部門では今年メッシとバロンドールを争ったロベルト・レバンドフスキ(33、バイエルン・ミュンヘン)が1位となり、2位がアーリン・ホーラン(21、ドルトムント)、ソン・フンミンのチームメートのハリー・ケイン(28)が5位に入った。監督部門では昨シーズンUEFA(欧州サッカー連盟)チャンピオンズリーグで優勝したチェルシーのトーマス・トゥヘル監督が1位となった。 ソン・ウォンヒョン記者
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