航空機部品の令和3年度の国内生産額が、新型コロナウイルス流行が本格化する前の元年度に比べ、42・2%減の1兆615億円に落ちこむ見通しであることが29日、日本航空宇宙工業会の調べで分かった。世界的な旅客機の需要減少に加え、不具合が相次ぐ米航空機大手ボーイングの主力中型機「787」の減産で、部品を造る三菱重工業などの生産が減る。
生産額は787初納入の平成23年度(1兆222億円)以降、右肩上がりに増加し、令和元年度は1兆8356億円と直近10年間で最高水準だった。コロナ禍で2年度に前年度比38・6%減の1兆1279億円と大幅なマイナスとなり、3年度はさらに減る。担当者は「大変苦しい事態に陥っている」と話す。
787はボーイングが累計1490機以上を受注したベストセラー機で、ピーク時には月間14機を米国で製造した。
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