広島ニュースTSS
いま鉄道業界とファンの間で”熱”を帯びている中古部品の販売の話題です。30日からアストラムラインも初めてのオンライン販売に乗り出しました。 ここは広島市安佐南区にあるアストラムラインの車両基地 (広島高速交通・池田泰啓乗務課長) 「基本的には朝出庫して戻ってくる場所、駐車場みたいな役割の場所ですよね」 その中にこの週末、現役を引退した車両が…。 「この車両は平成6年の8月20日の開業当初から使っていて、28年使っております」 車体にラッピングされたデザイン通り、2014年からは「サンフレッチェ・トラム」としても活躍。今月27日を最後に長年の運行を終えました。 実は今、アストラムラインでは2024年度中までに機能性やデザイン性に優れた新型車両への置き換えを進めているのです。 入社29年、開業当時から運転士として働くベテランの池田さんです。 「一緒に頑張ってきた仲間がいなくなるというのはちょっと寂しいのがある。廃車という形になりますけど頑張ってくれた分だけゆっくりしてもらえたらいいなと」 そして、運用するおよそ24編成のうち7編成が新しく置き換わったいま…。新たに始めたのが…。 【野川アナ】 「世代交代の時期を迎えているアストラムライン、役目を終えた車両たちから取り外された部品がたくさん並んでいます。運転台マスターコントローラーをはじめ6000系、1000系といったアストラムラインを支えてきた車両たちのいわば名札ともいうべきプレートなどズラリと並んでいます」 そう、いま鉄道業界とファンの間で”熱”を帯びている中古部品の販売です。アストラムラインでも30日から、初めてのオンライン販売に乗り出しました。 (広島高速交通総務課・金行修一さん) 「他社さまの状況とかをみていると、そういうものを販売して鉄道ファンの方がたいへん喜んでいらっしゃるというのを見ていたので、こういったものを提供することでファンの方に喜んでいただく、あとはこういったものは最終的に廃車と一緒に処分してしまうことしかできないので、環境にもいいのではないかと思い始めた」 これまでに廃車となった5つの編成から第1弾として、まずは54種類90点を販売します。 「鉄道模型や鉄道ゲームにこういったものを改造してお使いになる方もいらっしゃるとお聞きしていますので。取り外すだけなら切っちゃうんですけど、こういった配線も流用できるように長めにとっている」 午前10時から始まったオンライン販売では1時間ほどで半数以上の商品が売れる予想以上に反響があったといいます。 「私はそこまで鉄道に詳しくないのでこの値段で売れるのかなと思っていたんですけど、ここまで大量に売れるとは思っていなかった」 アストラムラインでは今後も廃車が進む度に売り出していく予定だということです。
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